建築士を目指すという方は、一度、自分が建築士に向いているのか、それとも向いていないのかを良く考えてみるといいでしょう。
性格的に向かないという職業もあります。また、スキル的に合わないということもあります。
建築士に向いていない人というのは、向いている人の逆と考えればいいでしょう。そのため、建築士に向いている人はどのような人かを考えていきましょう。
まず、どちらかというと理系などが得意という場合には、向いているといえるでしょう。
建築に関してはある程度理系の知識などが必要になり、化学的な部分なども必要になることもあります。
また、地学や生物学などもある程度知っておく必要もあるでしょう。そのため、幅広い知識を持ち合わせていることが重要です。
どれも学校で習うことなので、独学で学ぶ必要はないのですが、理系の勉強が好きでないと挫折してしまうでしょう。
また、美術などにおいてもある程度センスのある方などは向いています。
建物に関しての造形や内装、外装においても美術的センスがないという方にはちょっと厳しい面もあり、ある程度美術的なセンスなどももちあわせておきたいところです。
また、それなりにコミュニケーション能力も必要になってきます。
製図などをすることも仕事ではありますが、依頼主や業者などともいろいろと話し合いなどをすることも仕事上必要になってきます。
また、話し合いがしっかりとできておらず、勘違いなどをして施工してしまうような状況はトラブルの元になりかねません。
依頼主、そして業者などともきちんとした話し合いが行えるようなコミュニケーション能力などがたけているという方なども向いているといえるでしょう。
このようにいくつかの点において向いている方に必要な能力などをチェックしてきましたが、向いていない方というのは、この能力を持ち合わせていないということになります。
理系の分野が得意でない、美術的センスがない、コミュニケーション能力が低いという場合には、ちょっと向いていないということになるかもしれません。
ですが、何事においても努力でカバーすることもできます。能力的に劣っている部分や、足りない部分というものは誰しもあるはずです。
そのため、どうしてもその道に進みたいというやる気があれば、さまざまな知識、そして能力的にもある程度はカバーすることが出来る場合もあります。
自分で進みたい職業などがある場合には、向き不向きはあっても、ある程度努力で乗り越えていくことも大切です。
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